メニュー

『骨折治療、予防』2022年8月24日(水曜日) 南加賀学術講演会

[2022.07.19]

20220824小松市医師会学術講演会案内状

 

2022年8月24日(水曜日) 小松市、能美市、加賀市医師会学術講演会

特別講演『寝たきりを防ぐ骨折1次、2次予防について~生活習慣病と骨粗鬆症~』

講師:西伊豆健育会病院 院長 仲田 和正先生

座長:石川県立中央病院 腎臓内科、リウマチ科 診療部長 藤井 博先生

 

今月の南加賀学術講演会は『トップジャーナルから学ぶ総合診療アップデート』でおなじみの仲田和正先生にお話をして頂きます。

 

私が仲田先生を知るきっかけになったのは、何かの勉強中(セルフトレーニング問題?)、インターネットでキーワード検索した際、仲田先生の記事が上位に出てきた事でした。

虚血性心疾患に関する話題だったと思いますが、その文章に引き込まれてしまいました。あとで、その記事を書いたのが整形外科の先生と知って二度びっくりしました。

上述の本もすぐに購入しました。

 

仲田先生は、New England journal of medicine, JAMA、Lancetなどのトップジャーナルが発表した最新のReviewを日本語で分かりやすく、解説紹介してくれています。それをまとめてくれたものが『トップジャーナルから学ぶ総合診療アップデート』であり、西伊豆健育会病院の早朝カンファランスのホームページであります。

その後、何らかの疾患に関して勉強したいときは、まず仲田先生の該当する記事を読むことにしております。

『西伊豆 早朝』『西伊豆 カンファランス』などで検索すると出てきます。

話題も非常に多岐にわたっており、内科はもちろん、精神科、災害医療、2020年からは新型コロナに関する最新の話題も多く紹介してくれています。

仲田先生の記事はすぐ脱線するのですが、その脱線がまた面白いのです。

副腎不全の話題から、オサマビンラディンを殺害したアメリカ特殊部隊の行動が紹介されますが、まるで映画を見ているような臨場感のある、ボリューム満点のものとなっております。

医師として(しかも病院院長)バリバリ仕事しながら、これだけの仕事をこなすのは、どれだけの体力、エネルギーがあればできるのかといつも不思議に思っております。

 

講演のダイジェスト

 

仲田先生より、骨粗鬆症治療および、骨折予防の最新のお話をして頂きました。

下記のページを講演の資料として紹介して頂きました。閲覧するといつでも復習できるので、大変助かります。

 

西伊豆健育病院→早朝カンファランス→令和4年(2022年)

http://www.nishiizu.gr.jp/intro/conference/2022/conference_2022_05.pdf

 

仲田先生はNEJM, JAMA、Lancetなどのトップジャーナルの最新のReviewを日本語で解説してくれています。すべて、科学的に証明された事のみを紹介してくれております。

 

◆ 骨粗鬆症治療薬として長年使われてきてビタミンDの骨折予防効果は、最近の論文で否定された。

◆ カルシウム摂取による椎体骨折減少効果も否定された。カルシウムの過剰摂取で尿路結石や心血管疾患が増えるため、サプリによる摂取は避けることが望ましい。(食事からのみで十分)

◆ 思春期に牛乳を多く摂取すると最終身長は伸びるが、高齢時の骨折リスクが増える。

◆ 骨粗鬆症の診断はYAM(若年成人平均)<70%、もしくは骨折歴ありでYAM<80%.

◆ 将来の骨折のリスクはFRAX(Fracture risk assessment tool)で予測でき、一般臨床でも有用性高い。

◆ FRAXにおいて、10年内の大腿骨近位部骨折リスク>3%、大骨折リスク>15-20%にて治療開始が推奨されている。

◆ 椎体骨、非椎体骨、大腿骨全ての骨折抑制効果が大規模研究で証明された薬剤は下記の4つである。(ぞれぞれの頭文字で『ZARD』で覚えやすい。)

Zolendronate、Alendronate、Risedronate、Denosumab

◆ 痩せすぎは、骨折のリスクを上昇させる。(女性でもBMI>20が望ましい)

◆ 視力障害で転倒リスクが上昇する。適切な時期に白内障手術を受ける事が望ましい。

◆ 睡眠導入剤や安定剤は転倒リスク増やす。多種薬剤も転倒リスクを増やす。

◆ 骨折予防のための体操は筋力増強トレーニングのみでは不十分で、バランス訓練も必要。

 

詳しくは、是非仲田先生の記事をお読みください。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME